【厳選】現役社会福祉士が本気で選ぶ!福祉を目指す人に読んでほしい「おすすめ本・漫画」

雑記
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 こんにちは『福祉のクズきち@kuzukichi_2439』です。

 本ページをご覧いただきありがとうございます。今回は、これから福祉を目指す方にぜひ読んで頂きたい「本・漫画」を紹介していきます。

 福祉の世界は、自分がその業界で仕事をしたり、自分自身やその家族が当事者にならなければ、なかなか見えづらい世界です。

 この記事をきっかけに、少しでも福祉の世界に興味を持っていただけたら嬉しいです。

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福祉を目指す人に読んでほしい漫画 厳選3冊

 いきなり専門書などを手にとっても、多くの法律や複雑な制度に嫌気が指してしまいます。まずは、漫画で福祉やそこに関わる人たちの世界観や価値観に触れてみることが良いかと思います。

漫画① 『光とともに… ~自閉症児を抱えて~』

 自閉症を抱える男児とその家族を描いた一冊。コミュニケーションや人との関わりが苦手な自閉症児を抱える家族の葛藤本人の苦しみや感情世間の偏見などがとてもリアルに描かれています。テレビドラマにもなり、話題になりました。

 「共生社会」「多様性の尊重」「障害は個性」

 言葉では簡単に語られるこれらの考え方が、実際はどれほど難しいことなのか?自分自身がその立場になったら、本当にそう思えるのか?

 感動あり、涙ありの表舞台の話とは別に、リアルな現実を見るきっかけになると思います。

漫画② 『健康で文化的な最低限度の生活』

 福祉事務所に配属された新人ワーカーが、生活保護を担当する中で成長していく物語です。

 生活保護に対しては、不正受給など保護受ける側への非難だったり、生活困窮者に対しての申請の難しさや制度の複雑さ生活保護の可否の狭間にいる人たちへの支援の難しさワーカーへの批判だったりなど、当事者でない人たちは、それぞれ好きなように考え、発言しています。

 ドラマや映画のようにきれいにいかない世界というのが現実です。

 生活保護受給者、それぞれ抱える事情やワーカーの仕事や苦労などがリアルに描かれていて、福祉従事者として共感できる部分もたくさんありました。

 福祉の仕事をより深く覗いて見たい方におすすめです。

漫画③ 『ペコロスの母に会いに行く』

 認知症の母親とその息子が、家族の気持ちや思い出、日々の母親とのエピソードを4コマ漫画と物語で構成されている非常に読みやすい漫画です。

 漫画のタッチも柔らかく、読んでいてほっこりする内容

 認知症の家族を抱える家庭の難しさいろいろな葛藤がありますが、こんなに可愛らしく年を重ねられたらいいなと自分でも思います。

 心温まる、クスッっと笑える一冊です。

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福祉を目指す人に読んでほしい本 厳選3冊

 少しでも福祉に興味を持って頂いている方、福祉の仕事を目指したい方は、その具体的な道筋や仕事内容、必要な資格などを知っておいて頂くための本です。

福祉を目指す人に読んでほしい本① 『こんなにおもしろい社会福祉士の仕事』

 社会福祉士を目指す方向けの本です。

 社会福祉士の受験資格を取得する方法や社会福祉士の国家試験対策、さらには社会福祉士として様々な現場で活躍されている方々の実際の仕事内容や経験談が語られています。

 社会福祉士を目指す人には外せない一冊です。

 社会福祉士国家試験の勉強方法についてはこちら!

福祉を目指す人に読んでほしい本② 『大逆転の痴呆ケア』

 グループホームの管理者として「婆さん」と向き合ってきた和田行男さんの本です。

 今までのグループホームのあり方を覆す斬新な考え方、「婆さん」たちのできる事を徹底的に引き出すやりたいことに向き合う最後まで付き合う、そんな基本的なことを思い出させてくれます。

 認知症に対する世間のイメージ、「困った人」ではなく、新しい価値観を手に入れるきっかけをくれることは間違いありません。

福祉を目指す人に読んでほしい本③ 『福祉ってなに?暮らしを支えるしくみ』

 「福祉」ってそもそも何なのか?あまり意識したことがない人にとってはすぐに答えることが難しい問いです。

 こちらの本は、池上彰氏監修のもと子供にも分かりやすく「福祉」について書かれている本です。「福祉」という言葉の成り立ちや、福祉に関する基本的な法律世界と日本の暮らしを支えるしくみの比較など、福祉の基本をわかりやすく解説しています

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福祉を本気(ガチ)で目指す人向け 厳選4冊

 ここからは、福祉の仕事に就きたい、福祉に関わりたいと強く願う人向けの本を紹介していきます。福祉に必要なのは、「知識」や「技術」はもちろんですがそれ以前に「ハート」や「マインド」が必要です。

 福祉を目指す人が持つべき「ハート」「マインド」について書かれた本を紹介します。

 現在の福祉の課題についてまとめられている本についても紹介。

福祉を本気(ガチ)で目指す人向け① 『ケアとは何か 看護福祉で大事なこと』

 現場のリアルな声から、ケアの本質を紐解いていく良書です。いわゆるケアの技術やノウハウ本ではなく、心理面・マインドについて書かれているのが特徴です。

 実際の看護・福祉従事者の声から、専門職としての在り方を教えてくれる一冊です。

福祉を本気(ガチ)で目指す人向け② 『国民の福祉と介護の動向 2021-2022』

 福祉と介護に関する制度の移り変わりやこれからの課題についてまとめられています。

 毎年発行されているので、福祉や介護に関わる人間であれば、目を通しておきたい一冊です。この本は、社会福祉士国家試験対策にも役立ちます。

 こちら↓もおすすめです。

福祉を本気(ガチ)で目指す人向け③ 『認知症のケアマネジメント』

 今や認知症は誰もがなる可能性があり、認知症ケアこそ高齢者福祉の原点といっても過言ではありません。

 こちらの本は、認知症の基本的な知識から認知症の方と関わる上での重要なこと、考え方はもちろん、具体的な支援の過程についても言及されています。

福祉を本気(ガチ)で目指す人向け④ 『ケースワークの原則』

福祉を本気で考えているなら聞いたことがあるだろう「バイステック」の本です。

 バイステックの7原則は、よく聞くと思いますが、この原則に基づいて福祉に関わるものは常に意識的に取り組まなければなりません。

 最も基本的で最も重要な原則、自然とこの原則に基づいた姿勢ができる事が重要です。

番外編

 福祉を偏った視点で見てみたい、こういう見られ方もしていると知りたい人向けですので、興味がある方はぜひ読んでみて下さい。

番外編① 『崩壊する介護現場』

 福祉のほんの一部を見て、まるで全体がそうであるかのように語られている面白い一冊。

 50人に1人がサイコパス…私は1,500人の従業員がいる法人で働いていたので、30人はサイコパスがいたことになります。ホントかいな?

番外編② 『介護現場は、なぜ辛いのか』

 介護現場の人間関係、人手不足、低賃金など福祉の問題に実体験をもとに切り込んでいるところがおもしろいです。

 厚生労働省の机上の空論だけでは超高齢社会を生き抜いていくのは難しいのかもしれませんね。

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